NIKKEI TECHNOLOGY AND CAREER

エンジニア採用における候補者体験向上の取り組み

みなさん、こんにちは。日本経済新聞社のエンジニア組織のエンジニア採用チームの西馬、清水です。この度、「候補者と企業のより良いコミュニケーション」をテーマに記事を繋げていくHERP社主催のブログリレーに参加しています。この記事は第11日のエントリーです。今回は、日本経済新聞社のエンジニアを対象としたキャリア採用活動における候補者体験向上の取り組みをご説明いたします。

選考フローにおいてやっていること

日経のエンジニア採用の選考フローについては、下記の通りです。

カジュアル面談

カジュアル面談の前には、候補者が面談でどんなことを聞きたいか事前にアンケートとしてヒアリングしています。

  • 転職希望時期
  • 他社の選考状況、どんな業界、どんな職種を受けているか
  • 転職先を選ぶ上で重視したい軸
  • カジュアル面談で聞きたいこと

アンケートを面談担当者と共有し、準備をきっちりしてから当日の面談に臨みます。

面接

面接担当者向けのマニュアルを作成しています。候補者に対して不快な印象を与えない言葉遣いや候補者をより深く知るための対話についてなども盛り込んでいます。また、日経ではUdemy Businessが利用できるため、面接担当者向けの推薦講座も事前に見てもらうようにしています。面談、面接はオンラインで進めますが、最終面接だけは来社をお願いしています。面接が終わった後に候補者に時間がある場合は、社内を案内し、実際に執務フロアなどを見てもらうことで新聞社で仕事をするイメージを高める一助となればと思っています。また、想定配属先の所属チームのメンバーともリアルで顔合わせをしてコミュニケーションを深めていただきます。

技術広報による候補者とのコミュニケーション

日経にエンジニア組織があることを知ってもらうために、様々な技術広報を進めています。その一例を紹介します。

SNSの活用

@nikkeidevelopersというTwitterアカウントで、日経のエンジニアに関する情報を発信しています。HACK The NIKKEI の技術ブログ更新や、日経主催の技術イベントの情報、登壇情報やスライド、最近の取り組みなどを発信しています。フォロワーも1000人を超え、イベント集客の大きな柱となってきています。定期的に発信し続けることは大事だと考えていますので、継続して取り組んでいきます。

技術ブログでの発信

エンジニアには積極的にHACK The NIKKEI 内のブログで発信するように呼び掛けており、昨年末はアドベントカレンダーを実施しました。アドベントカレンダーの投稿担当者を募った際もほぼ1日で25枠すべてが埋まるほどの勢いでした。2015年くらいから外部登壇もしており、最近は登壇回数が増えてきています。HACK The NIKKEI内に発表資料をまとめております。さらに、データサイエンティストやソフトウェアエンジニアが、国内外の学会で研究成果の発表もしています。自ら発信していく文化が醸成されてきています。

技術カンファレンスへの協賛

昨年1年間で7件のイベントに協賛しました。iOSDC Japan 2022DroidKaigi 2022Django Congress 2022などです。日経のプロダクトで採用している技術やOSSに関するイベントに協賛することで、コミュニティの発展に貢献しながら、より多くの方に日経に興味を持っていただくことを目指しています。今年も積極的にイベントへの協賛を進めていきます。

自社主催の技術イベント「NIKKEI Tech Talk」をスタート

カジュアル面談に参加いただく方の多くは、日経にエンジニア組織があるということをご存知ありません。技術発信をして、少しでも認知度を高め、転職活動潜在層にアプローチできればと、自社主催のイベントを昨秋からスタートしました。「NIKKEI Tech Talk」です。これまでの開催実績は下記の通りです。

自社主催イベントでの発信は、登壇するエンジニアにとっても手応えがあり、励みになっています。毎月1回実施を目標に今年も取り組んでいきます。

まとめ

面談、面接での候補者体験の向上、広報を通しての候補者との接点を持ち、日経のエンジニア組織を広く知ってもらうこと。これを実現していくための方法に唯一の正解はないと思います。常に振り返り、改善を重ねることにより、日経ならではの候補者とより良いコミュニケーションをとっていけるように、今後も採用活動に取り組んでいきます。

西馬一郎
ENGINEER西馬一郎
清水裕幸
RECRUITER清水裕幸

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