エンジニア採用チームの清水です。
エンジニア組織の中の様子を少しでも伝えようと、これから時々、キャリア採用の社員を中心に、社員インタビューを掲載していこうと思います。 記念すべき第1回は今年5月に入社した、プラットフォーム推進室のKさんにお願いしました。
プラットフォーム推進室とは
日経IDとそのシステム基盤の運営・開発・高度化、データ分析の普及・高度化と関連システムの開発、デジタルマーケティングの普及・支援、新規事業開発・起業マインドの醸成、データガバナンスの推進に取り組む組織、総勢50名強。事業開発、マーケティング&グロース、データインテリジェンス、プラットフォームの4つのグループに分かれています。Kさんはプラットフォームグループに所属。
経歴と現在のポジションを教えてください。
大学院を卒業して入社した大手メーカーで15年間勤務しました。アプリケーションエンジニアからインフラエンジニアにキャリアチェンジし、直前はSREとプロジェクトマネージャーを兼任していました。
現在は、日経ID認証・認可システムのプロジェクトマネージャー兼スクラムマスターです。
転職を考え始めた理由は?
転職経験はありませんが、前職ではおよそ3年おきにプロジェクトが変わるなどして取り組む業務が変わっていました。アプリケーションエンジニアからインフラエンジニアへの転換も、自身で手を挙げたものです。今回も、そろそろ3年経つな…と考えるようになり、社外にも視野を向けてみたのが転職活動のきっかけです。
日経での募集をどのようなきっかけで知りましたか?
転職にあたって利用したのはビズリーチのみでしたが、ビズリーチを通して声をかけてくれたエージェントが日経の求人を紹介しようとしてくれたので、日経がエンジニアを採用していることをそこで初めて知りました。結果的には、日経から直接スカウトメッセージがあったので、カジュアル面談を受けて、選考に進むことにしました。
日経に応募した理由は?
転職にあたって、軸を
1、自社製品を持っているか
2、企業理念に共感できるか・自分と何か関わりがありそうか
3、経験を活かせるか
ーーの3つに決めました。このAND条件で10社程度に絞って応募した中に日経も入りました。しばらく前に子供が生まれた際に、その日の記念としてコンビニに行って買ったのが「日本経済新聞」だったのにも縁を感じました。
最初(面談前)はどんな印象を持っていましたか?
技術職の採用があることを初めて知ったのですが、「HACK THE NIKKEI」の記事や日経のエンジニアの登壇やインタビュー記事などを調べて、エンジニアが大切にされていることが伝わってきました。connpassで見つけたオンライン勉強会「NIKKEI Tech Talk」にも参加して雰囲気を知ることができました。
また、公開されている技術情報から日本のメディアの第一線を走る、日経エンジニアの専門性の高さを感じました。前職は技術情報を公開していないのですが、日経はかなりオープンなので活動しやすそうだなとも感じました。
面談・面接を受けて印象は変わりましたか?
面談前に調べて抱いた印象と大きな差異は無かったです。エンジニアがたくさんいる、いまどきの開発部隊があるんだなとあらためて感じました。
面談・面接では、「HACK THE NIKKEI」のトップページに掲載されている採用案内資料には既に目を通していると話すと、その内容は飛ばして、応募ポジションの属するチームの業務内容や体制を細かく説明してもらえたので、働き方をイメージしやすかったです。
入社の決め手は何でしたか?
ほかにベンチャーや、大手とベンチャーの間くらいの会社と、計3社で最終的に検討したのですが、家族とも相談して、育児をしながら中長期的に働ける安定性や会社としての強さから、日経を選択しました。
入社してみて感じたことなどを聞かせてください。
社内でもGitHubやSlackでオープンなチャンネルがあり、技術交流が活発な組織風土を感じています。内製開発のデータ基盤「Atlas」をはじめデータ分析に力を入れており、様々な場面でデータドリブンな意思決定を重視していることも印象的でした。
技術スタックがあまり重なっていないことを一番心配していたのですが、手厚いフォローを受けて何とかやれています。
大きいシステム移行が予定されていたため、入社してすぐに忙しくなったのですが、移行に関する社内外との調整などで、関係部署の人と接する機会が多く持てて結果的に良かったです。実は選考で、技術課題として提示されたのがその移行の話でした。きっと終わった過去の事例を課題に出しているんだろうなと思ったのですが、on goingの話だったのは衝撃でした(笑)。
具体的な働き方を教えてください。
チームは基本、在宅勤務ですが、当初は雰囲気に慣れるためにも、出社回数を増やしました。プロジェクトマネージャーのポジションは対面で話した方が良い場面も多いので、いまは週1出社にしています。チームメンバーとはデイリースクラムやスプリントで毎日オンラインで顔を合わせています。 フレックスタイム制は導入されていないのですが、勤務時間については制度や運用でかなり柔軟に働くことができ、朝夕の保育園の送迎をはじめとした育児・家事分担をすることができています。
インタビュアーから
日経ID認証システムでは、2010年に立ち上げた基盤に蓄積された技術負債を解消する新基盤の内製開発に取り組んでおり、ソフトウェアエンジニアの募集を続けてきました。
一方で、80を超える日経ID利用サービスと連携する、同システム全体の高度なプロジェクト管理ができるプロジェクトマネージャー人材の拡充も急務になっていました。エンジニア経験を持ちながらプロジェクトマネージャーとしてのキャリアを希望しているKさんはまさに打ってつけの人材でした。これからもよろしくお願いします!
社員インタビューは不定期ですがシリーズ化していきます。次回をお楽しみに!