iOSDC Japan 2018で登壇します
差分計算アルゴリズムを用いた高速な UITableView 描画
UITableView をいかに高速に描画、更新するかは iOS アプリケーションの実装において頻繁に遭遇する問題です。
本セッションでは単純な reloadData を用いた場合と差分計算アルゴリズムを用いた場合で実際にどの程度の差が生じるのか検証した結果を提示します。また、複数の差分計算アルゴリズムとその実装を比較することで、それぞれの実装が適しているケースを提示します。
登壇者: 伊藤 史
登壇日時: 2018/08/31 17:10〜 Track B
参考 URL: 差分計算アルゴリズムを用いた高速な UITableView 描画
登壇者コメント: UITableView を速くするために色々と試行錯誤した内容を発表します。今回は差分アルゴリズムのトークが自分含めて3件も採択されているのは非常に興味深いですね。アルゴリズムの難しい部分は他のトークにお任せして、実際のライブラリと組み合わせつつ、どんなユースケースでどのアルゴリズムを選択するべきかという判断材料になれば嬉しいです。
Apple 製品のアニメーションはなぜ気持ちいいのか考える
ふだん当たり前のように使っている iPhone や iPad、どうしてこんなに気持ちのいい使い心地になるのでしょうかコントロールセンターのアイコンたちのアニメーションや UI のパーツに着目し、AfterEffects でアニメーショントレースを行い、得た知見を共有します。
登壇者:中川万莉奈
登壇日時:2018/09/1 17:50〜 Track B
参考 URL: Apple 製品のアニメーションはなぜ気持ちいいのか考える
登壇者コメント:Apple 製品は触り心地がいいので、ずっと触っていられますよね。Human Interface Guidelines や WWDC2018 Designing Fluid Interfaces の発表内容をもとに、Apple が何を目指してこのように設計したのか考察した内容を発表します。iPhone を片手に一緒に手を動かしながら魅惑のアニメーションの世界を体験しましょう。
iOSDC 2018 Reject Conference にも登壇します!
非同期 UI 描画による高速なアプリケーションの実装
iOS アプリケーションの高速化においてメインスレッドをブロックする UI の描画コストは無視できない問題です。
日経電子版アプリでは非同期な UI 描画を実現する Texture(AsyncDisplayKit)を導入し、大量のテーブルをスムーズに描画しています。本セッションでは Texture の検討から具体的な導入ステップ、導入にあたって遭遇したトラブルと対応方法について紹介します。
登壇者: 伊藤 史
登壇日時: 2018/09/18 20:25〜 Track A
参考 URL: 非同期 UI 描画による高速なアプリケーションの実装
登壇者コメント: 日経電子版アプリをTextureに移行する際のよもやま話をお届けします。Texture とは何か?なぜ移行したのか?部分的に適用するとどんな問題が起きる?移行の際に泣きながら対応した Texture の問題とは?これから Texture への移行を検討している方や、UI をもっとヌルヌル動かしたい方に聞いていただければと思います。
「開発初心者は何がわからないのか」わからないを言語化するヒント
対象:メンターやメンティー概要:
git のブランチやマージの概念がわからなくてターミナルの黒い画面が怖い、コンフリクトを出そうもんなら発狂しそうになる。くらす?なにそれ美味しいの?状態でアプリ開発者になりました。わからないことを何がわからないのか、始めたばっかりの頃は言語化できません。アプリ初心者がどこに躓き、何がわからないのかを紹介します。
登壇者:中川万莉奈
登壇日時:2018/09/20 20:45〜 Track B
参考 URL: 「開発初心者は何がわからないのか」わからないを言語化するヒント
登壇者コメント:技術書典で執筆したiOS 開発人材を育成、原点回帰のすすめの内容を、わからなかったことに焦点を合わせて発表します。来年新人が入ってきた時に、、初心者がつまづきやすいポイントをメンター側が把握できているとよりスムーズなコミュニケーションができるかと思います。来年メンターになりそう、今指導しているという人に聞いていただければと思います。
さいごに
日本経済新聞社は今年も iOSDC のシルバースポンサーです。
入場時にチラシが配布されます。お楽しみに!
開催概要
「iOSDC Japan 2018」
開催日:2018 年8月30日(木)~9 月2日(日)
会場:早稲田大学 理工学部西早稲田キャンパス 63 号館
主催:iOSDC Japan 実行委員会 / WASEDA-EDGE 人事育成プログラム実行委員会