デジタルサービスのセキュリティチームに所属している藤田です。
日本経済新聞社(日経)は情報セキュリティ技術を学ぶ学生を応援するため、セキュリティ・キャンプのオフィシャルメンバーとなって2年目を迎えます。
こちらの記事ではセキュリティ・キャンプの取り組みについてご紹介します。
一人でも多くの学生が情報セキュリティに興味を持ち、次回以降のセキュリティ・キャンプへの参加を目指すきっかけになると嬉しいです。
セキュリティ・キャンプについて
情報処理推進機構(IPA)が学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施するための事業です。運営は一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会が中心となって推進しています。
「セキュリティ・キャンプ」は、学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する事業です。2004年に開始され、現在は全国大会を首都圏で毎年1回、2013年に開始された地方大会を毎年各地で10回程度開催しています。 全国大会、地方大会とも、参加するには応募課題を提出し、書類審査に通過する必要があります。
https://www.ipa.go.jp/jinzai/camp/index.html より引用
セキュリティ・キャンプ協議会とは
本会は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的としています。 「セキュリティ・キャンプ」とは年1回開催する全国大会と年10数回実施する地方大会、キャラバンを指します。
https://www.security-camp.or.jp/about/index.html より引用
日経がセキュリティ・キャンプを応援する理由
日経グループはグループ共通のミッションとして「質の高い報道とサービスで読者・顧客の判断を助け世界で最も公正で信頼されるメディアになる」を掲げており、私が所属するセキュリティチームも取り組んでいます。
参考:日本経済新聞社<理念・ブランド>
上記ミッションを果たすためには日経のデジタルサービスにおけるセキュリティ強化が必要不可欠であると考えるとともに、昨今のサイバー情勢からもセキュリティ人材の育成は喫緊の課題であると捉えています。
そこで、私が所属するセキュリティチームはセキュリティ・キャンプ協議会が掲げる「次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する」という目的に賛同し、オフィシャルメンバーとなりました。
セキュリティ・キャンプの活動内容
全国大会2022での活動
2022年8月8日から8月12日まで開催されるセキュリティ・キャンプ全国大会2022では、弊社ノベルティの配布や企業紹介イベントでお話をさせていただく予定になっています。 セキュリティ・キャンプに参加される学生の皆さまと当日交流できることを楽しみにしています!
ノベルティ
日経電子版のイメージキャラクター「デンシバ」グッズを含むノベルティを配布しますので気に入っていただけると嬉しいです。

2021年のツイート
昨年はこちらのツイートで案内していました。
日本経済新聞社は、セキュリティ・キャンプ2021に協賛しています。
— NIKKEI Developers (@nikkeideveloper) August 12, 2021
#seccamp pic.twitter.com/Z395irpcWg
日本経済新聞社のセキュリティの取組みについて
日経ではセキュリティチームを中心としたプロダクトのセキュリティ改善活動のほか、セキュリティ技術に関心のあるエンジニアを集めたCTFサークルがあります。
先日参加したSECCON BeginnersのWriteupを公開していますのでこちらもぜひご覧下さい。
https://hack.nikkei.com/blog/ctf4b202206/
おわりに
日本経済新聞社はデジタルサービスを支えるセキュリティチームを2020年に発足し、セキュリティ・キャンプ卒業生も活躍しています。
テクノロジーメディアを目指す日本経済新聞社ではデジタルサービスにおけるセキュリティを重視しており、最新のセキュリティ技術に興味のあるエンジニアを随時募集しております。一緒にメディアの未来を作る仕事に興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
学生向け<インターン>の募集ページはこちら。
https://hack.nikkei.com/internJobs/
日経のデジタルサービスを支える<セキュリティエンジニア>の募集ページはこちら。