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日本経済新聞社のデジタル人材向け新卒研修の紹介(2022年度)

日本経済新聞社でデータ分析やサービス開発を担当している石原です。 本記事では、2022年4月11〜15日に実施したデジタル人材向け新卒研修を紹介します。

研修の概要

日本経済新聞社では新卒採用を毎年実施しており、記者・エンジニア・ビジネスなどさまざまな職種の社員が入社しています。

今回紹介する「デジタル人材向け新卒研修」は、全職種対象の新卒研修の後に、エンジニア・ビジネスなど一部の方々を対象に行われる研修です。 本配属に先立って必要な最低限の知識を整理すると共に、チーム紹介などを通じて幅広く組織の雰囲気を理解してもらうことを目的としています。 2017年度から毎年、現場で働くソフトウェアエンジニアらが中心となって内製で設計しています。 本年度は次のような日程で実施しました。

  • 4月1〜8日:全職種対象の新卒研修
  • 4月11〜15日:デジタル人材向け新卒研修
  • 4月18日〜:個別チームへの本配属

研修はオンラインでも物理でも参加できるハイブリット開催の形式を採用しました。

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講義の一覧

本年度に実施した講義の一覧を以下に示します。 それぞれ1〜2時間程度の枠で、各分野に長けた社員が講師を務めました。 一部講義については、資料を公開しています。 (※AWS研修のみ、AWSの担当者に4時間半の講義を依頼しました)

  • Webの基礎(前編・後編
  • Web API
  • iOS・Androidアプリ開発
  • セキュリティ
  • UIUX・デザイン
  • 新聞基礎
  • CMS(コンテンツ管理システム)
  • 財務諸表の読み方
  • 情報収集
  • Atlas(データ処理基盤)
  • 機械学習
  • AWS研修※

日本経済新聞社は「日経電子版」「日経テレコン」など数多くのサービスを展開しています。 「Webの基礎」「Web API」「iOS・Androidアプリ開発」「セキュリティ」では、これらのサービスの開発・運用に携わるソフトウェアエンジニアが、理解の足がかりとなる基礎知識や技術的なコンセプト、開発体制などを解説しました。 「UIUX・デザイン」ではデザイナーの立場から、サービスの設計や「日経ビジュアルデータ」にまつわる話を紹介しました。

特徴的な内容として「新聞基礎」「CMS(コンテンツ管理システム)」「財務諸表の読み方」「情報収集」などの話題も取り扱っています。 業界特有の用語や社内システム、経済関連情報の扱い方など、日本経済新聞社で働く上で知っておいて損はない情報を押さえています。

日本経済新聞社ではデータ処理基盤として「Atlas」を内製開発するなど、データ利活用にも力を入れています。 Atlasの理念やデータを扱う上での基本的な考え方、そして高度な応用例として「機械学習」にも触れました。

講義の他にも、チーム・組織紹介や役員との交流の場も開催しました。 日本経済新聞社では現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から在宅勤務が推奨されています。 在宅勤務にはさまざま利点がありますが、特に新しく入社した方にとってはなかなか社内の知人が増えづらい課題もあるかと考え、さまざまな社員と関われる機会を意図的に設定しました。

おわりに

本記事では、2022年度に実施したデジタル人材向け新卒研修を紹介しました。 この研修を終えた社員は、既に本配属されたチームで活動しています。 個別のチームでは本人の習熟度や希望に応じて、最初から具体的な案件に関わる場合もあれば、必要に応じて業務特化の研修を数カ月単位で実施する場合もあります。 後者については、一つの具体例としてAndroidアプリの開発チームに2020年に入社した社員の体験記が参考になると思います。

筆者自身も日本経済新聞社に新卒で入社し、研修を通じて多くの方にさまざまな内容を教わりました。 多種多様な話題について現場の社員から直接話を聞けるのは、さまざまな職種の方々が関わり事業を推進している日本経済新聞社ならではの利点だと感じています。 研修の運営担当の一人として、受講者の今後の活躍を願っています。

石原祥太郎
DATA SCIENTIST石原祥太郎

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