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NLP 若手の会(YANS)第 17 回シンポジウムの奨励賞&ハッカソン優勝

研究開発部署「日経イノベーション・ラボ」の石原です。 8 月 29、30 日にオンライン開催された研究シンポジウム「NLP若手の会(YANS)第17回シンポジウム」に参加しました。 YANS の参加は 3 年連続の 3 回目です。

ニュース用語を含むヒント付きクロスワードパズルの自動生成

今回は、長期インターンをしている馬嶋海斗さんが以下の題目でポスター発表を実施しました。 光栄なことに、馬嶋さんは同発表で奨励賞を受賞しました。 賞選考でご投票いただいた皆さまに感謝いたします。

[P3-2] ニュース用語を含むヒント付きクロスワードパズルの自動生成,○馬嶋海斗(東工大),石原祥太郎(日経新聞)

この研究ではニュース記事から解として適切な単語を抽出し、外部ソースの単語も含めて制約充足最適化問題として定式化することでクロスワードパズルを生成します。 合わせて、それぞれの単語を導出するためのヒント生成にも取り組んでいます。 この仕組みを用いることで、最新のニュース用語を多く含むパズルや閲覧した記事の単語を多く含むパズルなど、それぞれの読者に適したパズルが提供可能になると考えています。

発表は大盛況で、多くの方にお集まりいただき、有意義な議論を重ねることができました。 頂いた質問・コメントは、今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。 特にヒント生成の部分はまだまだ完全自動化に向けた課題が大きいですが、作成支援ツールとしての利用も想定しながら、鋭意改善を進めていく予定です。

ハッカソン

個人としては、特定の評価指標の性能を競うハッカソンに参加しました。 今回の課題は、Amazon 商品レビューの商品ごとの「役に立つ投票数」の予測でした。

私は A チームの一員として参加し、暫定の順位表と最終結果の両者で 1 位となりました。 システムの実装と発表内容に基づき、ハッカソンスポンサーのアマゾンウェブサービスジャパン合同会社から「Applied Scientist 賞」も頂きました。 発表内容は、公式のブログ記事で公開されています。

私はハッカソン参加や関連書籍の執筆12など、チーム内では経験が多い立場での参加でした。 知識を還元しながら良い成績を収められて、安堵の気持ちもあります。

おわりに

本記事では、参加した NLP 若手の会(YANS)第 17 回シンポジウムの概要を紹介しました。 関わった研究発表とハッカソンの両者で賞を頂くことができ、大きな励みとなりました。 運営・参加者・スポンサーの皆さまに改めてお礼申し上げます。

日本経済新聞社はウェブやメディアに関連する先端技術を探究しつつ、積極的な事業活用に挑戦しています。 メディアの未来を作る仕事に興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。


  1. Abhishek Thakur (著), 石原祥太郎 (翻訳) (2021). Kaggle Grandmaster に学ぶ機械学習実践アプローチ, マイナビ出版, 2021 年 8 月 24 日.
  2. 石原祥太郎, 村田秀樹 (2020). Python ではじめる Kaggle スタートブック, 講談社, 2020 年 3 月 17 日.
石原祥太郎
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