仕事内容、必要スキル
深層学習や強化学習といった人工知能技術、IoT・VR/AR・ブロックチェーンなど幅広い技術を駆使して、基礎研究やプロトタイピング・システム開発を担当します。
科学的リテラシーと基本的な IT の素養を用いて自発的に取り組む仕事です。
扱うデータ
新聞記事のテキストや画像、企業情報、ユーザの属性情報・アクセスログなど、日本経済新聞社が保有する多種多様なデータが分析対象です。
日本経済新聞社はリアルタイムデータ処理基盤「Atlas」を内製開発しており、記事データや企業情報などを抽出できるAPIも充実しています。
組織
日本経済新聞社は「テクノロジー・メディア」を目指して、全社的にデータ活用を推進しています。 テレビ東京、ラジオNIKKEIなどのグループ会社とも広く連携しています。
2017年には社長直轄の研究開発組織として「日経イノベーション・ラボ」を設立しました。 専任の研究員が所属し、ウェブやメディアに関連する先端技術に積極的に取り組んでいます。 学会参加や論文執筆のほか、プロトタイプ開発で先端技術の可能性を探ります。
事例
直近のいくつかの対外発表、論文執筆の事例を紹介します。
- 決算短信からの記事自動生成
- 機械学習を⽤いた⽇経電⼦版Proのユーザ分析
- 「Kaggle Days Tokyo」でのコンペ開催
- AIアナが読むニュース
- AWS Summit Tokyo 2019「技術でメディアを拓く:AI と日経の記事・動画・文化事業」
- 強化学習を用いた新聞記事の見出しの選択
- 機械学習を用いたニュース読者の年齢推定
- 拡張現実で新聞の情報を広げるアプリ「日経AR」
- 動画への自動タグ付け
- 記事の日英自動翻訳サービス
- 「画家が見た風景を再現する」VR技術
- 誤り文の自動生成による記事校正支援システムの開発
- ニュースメディアにおける偏りの検知(発表動画 / AIJO project / GitHub)
- Lifetime Value - 日経電子版での事業目標の管理(解約率推定)