仕事内容、必要スキル
デジタルサービスで使うバックエンドシステムの設計・開発をします。 具体的には、Python/Django 及び Golang を用いた API 開発、AWS 及び Terraform を利用したインフラストラクチャの構築・運用を行います。 さらには、Elasticsearch を用いた検索システムの開発、機械学習やデータ分析を用いたレコメンドエンジン開発などにも携わります。
日経電子版を支え、事業成長に貢献する
バックエンドチームでは記事検索や記事一覧表示といった日経電子版の根幹を成すシステムを内製開発しています。 また、自社製の API Gateway やコミュニケーション基盤といった共通システムの開発も行ってます。 さらに、最近では法人向けサービスの一つとして社内報サービスの開発も新たに行っています。
日経電子版の概要図
バックエンドチームではインフラストラクチャの構築・運用も自分たちで行います。 基盤としてはメインに AWS を、必要に応じて GCP や Azure を採用したパブリッククラウドベースの構成を取っています。 具体的には、Elastic Beanstalk, ECS, Lambda, RDS, S3 といった様々なサービスを組み合わせてシステムを構築しています。 また最近では、クラウドを活用した日経電子版のマルチリージョン構成を実現しました。 本構成を取ることで、大規模自然災害といった有事においても報道を継続できるようにしています。 インフラストラクチャの管理には Terraform を活用しています。 社内向け Terraform Registry を活用しながら、効率よく信頼性が高いシステムの構築を行っています。
バックエンドチームのメンバーは施策の企画段階から参画することが可能です。 例えば、どこまで SaaS で実現するか内製開発するかといった検討・意思決定やデータ分析を用いた施策の立案・実行ができます。 また、自分たちでシステムを開発・運用することで、自分たちが作ったものが使われる様子を直に感じることもできます。
Backend チームのメンバーが投稿した記事(一部)
- 日経電子版における記事配信基盤のElasticsearchを6系から8系にあげている話
- 電子版アプリAPIでのHTTP/3対応と現在のHTTP/3アクセス状況
- Sentryのパフォーマンス監視機能とPythonで使える便利設定
- システム障害訓練のススメ
- BigQueryで再入会を考慮した会員継続期間を集計する方法
- チーム全体で開発プロセス座談会を実施した話
- Terraform + GitHub + CircleCIで行うAWSマルチアカウント環境のテンプレート設定
- IPv6 Only Network対応と現在のv6アクセス状況
- Slack Botを使用したGitHubアカウント管理